ロペペディア

日々の雑感

ジャパニーズウイスキーの地、白州【白州蒸留所】

こんにちは。

ロペスです。

 

 

幼い頃から読書がとても好きでした。

小学校の時は図書室でよく本を借りて、家に篭もるという、まるで本の虫状態。

中学生になってからは、父親の書庫から本を抜き出して読んでいました。

 

その頃よく読んでいた本のジャンルが「ハードボイルド」と呼ばれるもの。

渋いナイスミドルが活躍するストーリーです。

特に好きだった作家が大沢在昌さん。

gendai.ismedia.jp

 

gendai.ismedia.jp

 

もう本当に大好きでしたね。

ひたすら読んでました。

 

そんなハードボイルド作品の中で外せないのが「お酒」「煙草」

特に「お酒」は事細かに描写されることが多いです。

 

薄暗いバー。

物言わぬバーテン。

琥珀色のウイスキー

謎に包まれた憂いのある美女。

 

もうこれが揃えばハードボイルドです。

 

私は中学時代からハードボイルドにドハマりし、20をこえたら必ず暗いバーでウイスキーを舌の上で転がし、煙草を燻らせ、女を口説くと決めていました。

まあうまくいかなかったわけですけど。

 

そんなウイスキーには並々ならぬ思い入れがある私にとって、とてもうれしい出来事が。

山梨の友人に会いに行った昨日一昨日。

何の因果か、なんとサントリーの白州蒸留所へ見学に行くことが出来ました。

 

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数少ない歴史ある国産ウイスキーブランド、白州。

今回はそのサントリーの白州蒸溜所の見学レポートです。

 

 

 

白州蒸溜所とは

 

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創業者 鳥井信治郎

 

 

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二代目 佐治敬三

 

 

ジャパニーズウイスキーの生みの親と言われる、サントリー創業者の鳥井信治郎

その理念を受け継いだ2代目社長の佐治敬三が、1973年に開設したのが白州蒸溜所です。

この辺りは水どころとしても有名で、ウイスキーの他にも「七賢」や「富嶽」などのおいしい日本酒や、甲州ワインなど、種類問わずたくさんのお酒生み出されています。

大自然に抱かれ、清らかな水に恵まれた甲斐駒ケ岳の麓、白州。

世界でも稀な高地で豊かな自然環境の中で、新しいウイスキー原酒づくりがここ白州で始まったのです。

 

 

バードサンクチュアリ

 

白州蒸留所に入り、まず第一に目に入ったのがここ。

鳥の聖域「バードサンクチュアリ

 

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なんでやねん。

 

ウィスキーを見に来たのになんで鳥やねん。

 

そんな疑問を他所に、どんどん奥へ進んでいく友人たち。

何しに来たの、君たち。

 

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サンクチュアリ感あふれる光景

 

友人「ここサンクチュアリ感すごい」

 

 

いやいやいや。

そうじゃないでしょ。

ウイスキー飲みにいきましょうよ。

 

そう思いながら奥へ進んでいきました。

 

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あれ・・・楽しい。

久しく自然に触れていなかった私たち。

鳥のさえずりや木々の揺れる音、青々と茂る葉。

そんな様子に心を奪われ、本来の目的を忘れ存分に楽しみました。

 

 

テイスティング

 

さすがに見学の時間のこともあるので、後ろ髪を引かれる気持ちではありましたが、バードサンクチュアリを後にしてウイスキーテイスティングができるBAR白州へ。

 

 

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友人二人とカウンターで。

 

 

世界各地から集まったウイスキーが、原価同然の価格で楽しむことが出来ます。

 

 

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やすっ!!

 

 

私は泥炭酒が好きなので、ピートの効いたラフロイグを。

そして、やっぱりここまで来たら山崎と白州は飲んでおかないといけないなと思っていたので、12年をいただきました。

 

 

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ボトルとグラスの並びを逆にするという痛恨のミス。

 

 

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既に耳が赤い。

 

 

これが15mlあってですね。

結構多い。

軽く飲み比べをするつもりだったのですが、がっつり飲んでしまってちょっとフラフラに。

 

最後にはドライバー以外が気持ちよくなってBARを後にしました。

 

 

ハイボールづくり

 

ここで体験ワークショップを一つ。

白州のハイボールをつくるワークショップに参加してきました。

どうすれば美味しいハイボールを作ることが出来るのか。

サントリー流のやり方を教えていただきました。

 

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説明がていねいで、とてもわかりやすかったです。

 

氷の入れ方やミントの香りの出し方など、一手間加えることで美味しくなるコツをたくさん教えていただきました。

 

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氷をうまく入れられただけで舞い上がる私。隙間なく入れるのがコツだそう。

 

 

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ウイスキーと氷が触れて「ぱちぱち」と音がします。

 

 

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ミントを加えて爽やかに仕上がったハイボールを一口。

 

 

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そしてこの顔である。

 

 

博物館見学

 

 

最後は博物館へ。

 

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正面玄関

 

この頃にはウィスキーにハイボールに、たんと飲んでいたのでだいぶ気持ちよくなっていました。

 

博物館は一階から三階まであり、サントリーの歴史やウィスキーの歴史、酒造りの歴史などを学ぶことが出来ます。

 

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日本のウイスキーの歴史コーナー。

 

 

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世界のお酒の歴史も学べます。

 

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トリスの紹介。

 

 

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トリスバー。お酒だけでなく、それが楽しまれた場所も紹介されています。

 

 

最上階には展望台があり、八ヶ岳が一望できます。

 

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圧巻の一言。 

 

 

白州蒸溜所が大自然の恵みの中にある。

そんなことがわかる景色です。

 

 

取材を終えて

 

美味しいウィスキーを安く頂け、その製造過程を見学でき、歴史も学べる。

更には美しい景色まで。

盛りだくさんのサントリー白州蒸留所。

ウィスキーに興味のある方にとっては垂涎モノの施設です。

是非一度足を運んで見て下さい。

 

 

 

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