新メディアー【奈良の生きづらさを抱えた人たちがつながるWEBメディア「いちる」】
こんばんは。
ロペスです。
ここ一、二ヶ月、仲間と構想を練っていた一つのプロジェクトが今日動き出します。
○「いちる」ー奈良の生きづらさを抱えた人たちがつながるWEBメディアー
twitter:@ichiru_nara
奈良で育ってきたメンバーそれぞれが抱えている「生きづらさ」。
それを言葉にして綴ることで、今「生きづらさ」を抱えている人たちにそっと寄り添いたい。
そんな思いから立ち上がったWEBメディアです。
私はライターとして、コラムの投稿やインタビューを書かせていただいています。
今回は「いちる」について、ご紹介していきます。
「いちる」とは
「いちる」とは、漢字で「一縷」と書きます。
意味は「一本の糸。ごくわずかであること」。
なぜその言葉を選んだのか。
「いちる」に込められた想いが、代表のメッセージに書かれているのでサイト内から抜粋します。
「糸」はそれ一本では細いですが、しなやかな強さがあります。
また、糸を編んだり織ったりすることで一枚の布になることができます。
私たち人間は、一人ひとりでは不安で心細く感じます。
しかし、他の人とつながることで自身を認めることができたり、
(代表:宇陀)
WEBメディアとして、「生きづらさ」を抱えて孤立している人たちの間に一本の細い糸を紡いでいく。
それは弱いつながりで、脆いものかもしれない。
でもそれが数多集まれば強いつながりになる。
そんな想いに共感した仲間たちが集まり、WEBメディア「いちる」は誕生しました。
なぜ「つながり」なのか
これにはメンバーそれぞれの価値観が色濃く反映されています。
一つ、私の価値観を例にとってご紹介しましょう。
私は「つながり」の大切さを身にしみて感じた時があります。
当時のことを書かせていただいたのが、こちらの体験談。
○体験談「選択肢」
体験談では、どん底に落ちた際に多くの選択肢を持つことが大切だと書いていますが、そこで欠かせないのが周りの人たちの協力です。
人間追い詰められた時って、本当に周りが見えないんですよ。
世界で自分だけが不幸な人間に思える。
周りの人間がみんな幸せそうに見える。
そんな状況で自分から手を差し伸べることなんて当然できません。
このような状態の時に、周りから助けてくれる友人や仲間がいればどれだけ心強いか。
自分は過去の体験からそれを強く感じていました。
自己啓発的なメッセージを出したくない
メディアを立ち上げるにあたって、私が特にこだわったのがここ。
誰かに何か自己啓発的なメッセージを伝えたいわけではないのです。
ただその在り方を綴る。
「しんどいのは自分ひとりではないのだ」と感じてもらえるよう、そっと寄り添うメディアを作りたいんです。
ああすればいい、こうすればいい。
そういうメッセージって、しんどい時は全てシャットアウトしてしまいます。
どうすればいいかはわかっているんです。
今の状況が自分にとって好ましくないということもわかっている。
でも、それでもどうにもできない。
そんな時にですよ。
キラキラしたサクセスストーリーを語られても、正直申し上げてうざったいんですよ。
「ああ、あなたはすごいんですね。よかったですね。」
以外に感想なんて出てこないんです。
だからこそ、ただ綴る。
そこに何らかの自己啓発的なメッセージを持たせない。
このことを大事にしていきたいと思っています。
今後のビジョン
「いちる」は今はまだ未熟で幼いメディアです。
これから関わる皆さんと一緒に作り上げていくメディアです。
一人ひとりがそれぞれ「生きづらさ」を抱え、それでも力強く生きている。
そんな体験を数多く集めていき、「生きづらさ」を抱えた人たちに寄り添えるメディアとして成長していきたいと考えています。
○現在「いちる」では生きづらさを抱えている、抱えていた人の体験談を集めています。ご自身で文章化して投稿できるようであれば体験談を。難しいようであればインタビューに伺います。ご協力いただける方は下記メールアドレスまでご連絡下さい。
E-mail:ichiru.nara@gmail.com