ロペペディア

日々の雑感

幸せに夢は必要か

こんばんは。

ロペスです。

 

 

加古川のメディアに出演するかもしれないということで、最近ダイエットを始めました。

まあうまく行った試しは無いのですが、とりあえず頑張ってみます。

 

自分もね、女性の前で「きゃー!!」とか言われたいわけですよ。

「あの素敵な人、どこの人!」とか騒いでほしいわけです。

「何しに来たんだろう!?お買い物かしら?」とか詮索もされたい。

 

今の状態だと、多分「ぎゃー!!」ってなる。

「何あの熊!!どこから降りてきたの!!」って騒ぎになる。

「何しに降りてきたの!?山の餌が足りないの!!」みたいな詮索される。

 

それは避けたいわけです。

ということで、ダイエット、始めます。

 

そんな決意を新たにしたところで、今回のお話。

「夢」についてです。

 

小さい頃の夢

 

小学校の頃、自分は将来の夢を見つけていた人でした。

 

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小学生の頃の私

 

FBIになりたかったです、はい。

まあ子どもの夢なんで、今考えれば現実味のない話です。

しかし、当時はなるためにどうすればいいのか、本気で考えていました。

日本で警察になって、いい成績とるとか、体鍛えて強くなるとか、そんなレベルのことしか頭に浮かばなかったです。

でもそれを頑張れば、本気でなれると信じていた無垢な時期でした。

 

今は別の夢を追いかけて、当時想像していた場所とは程遠いところに立っています。

後悔は全くありません。

しかし、今でも海外ドラマや映画などでFBIやCIAのエージェントを見ると、あの頃の心沸き立つような想いが蘇ります。

それはそれでいい思い出として、「幼かったなあ」という回想に浸り、幼少期を懐かしみます。

 

 

「夢」で引っ張るキャリア教育

 

「夢」には色んな力がありますよね。

目の前の勉強を頑張る力になったり、逆境を乗り越える力になったり、色々。

 

教育でもその力に着目し、子どもたちに主体的に勉強に取り組んでもらおうと、「夢」を使った様々な授業が行われています。

いわゆるキャリア教育というのもそうです。

 

実際に私は昔大学生だった頃、ある活動で、学校の子どもに夢を伝え、夢を引き出す目的の授業に参加したことがあります。

それはとても素晴らしい取り組みで、アツい夢を持った大学生たちが子どもと関わることで、あこがれを持ってもらったり、夢を持ってもらえるよう頑張っていました。

子どもたちもアツい大学生たちに感化され、頬を上気させながら夢を聞いたり、語ったり・・・。

このような場はとてもエネルギッシュで、夢を持っている人たちにとっては、とても心地の良い環境です。

 

ただ一部、そこでしんどい子どもがいたことに、自分は気づけていませんでした。

 

 

ネガポジ・メソッド

 

 キャリア教育で「夢」を扱う場合において、大抵夢を持っていることが良しとされます。

当然上記にあげた力があるので、持てるなら持っていたほうがいいと、私も思います。

 

ただ、持てない子もいるのも事実。

これは子どもに限らず、大人もそう。

余談ですが、ネットで一時期バズってた話があります。

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10代の頃の夢「社長」

20代の頃の夢「部長」

30代の頃の夢「課長」

40代の頃の夢「鳥」

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みたいな笑い話。

もうね、40代キツイですね。

鳥になって羽ばたきたいんでしょうね。

 

この話は置いておいて、大人も子どもも、辛く厳しい時代の中で、夢を持ちづらくなっているのが現状です。

経済不況、格差問題、紛争、色々大変な時代です。

 

「夢」で引っ張っていくのは、限界が来ているのではないか。

そう思い始めたのが去年くらいのこと。

自分自身しんどい時期で、「夢」を失い、自己啓発的なメッセージや綺麗事に辟易としていた時期でした。

 

その時出会った考え方がこちら。

www.lifehacker.jp

 

もう度肝抜かれましたね。

この方法があったかと。

 

やりたいことや夢なんて見つからなくても、やりたくないことなら山のようにある。

ならば消去法で、ボーダーラインを越えることをまず目的にする。

その中からやりたいことが出てくるかもしれない。

 

これは新しいし、ポジティブの押し付け感もない。

幸せに夢が絶対必要だと思っていた自分にとっては、大きな価値観の転換でした。

 

最悪でなければ、それでいい

 

 

最悪でなければそれでいい。

消極的かもしれませんが、その考え方は「夢を持ってそれを叶えなければ幸せになれない」と思い込んでいた自分をとても楽にしてくれました。

 

夢は素敵なもの。

それは確かです。

 

でもやりたいことや夢が中々持てなくても、人は幸せになれる。

生きていける。

 

そういう、ある程度ゆるさのある生き方も悪くないかなと、最近は考えています。

 

 

 

おわり