海ィィィ!!!ー【あらい浜風公園】
どうも。
ロペスです。
フォー!!!
アッハッハッハッハー!!
すみません、取り乱しました。
海を見ると、どうしても、こう…くるんですよね。
「何か」が。
私は生まれてから長年奈良暮らしで、周りは全て山という盆地環境で育ちました。
海なんてもの、当然身近に存在しない。
ということで、とりわけ「海」に強烈な憧れを持っていまして、見るとどうしても胸の高鳴りを禁じ得ないわけであります。
つまり海大好きなんです。
もうめっちゃ好き。
どれくらい好きかというと、
「海の幸か山の幸か」
と聞かれれば、間を置かず
「肉の幸!」
と答えるくらいに肉が好きです。
肉ゥゥウウ!!!
アッハッハッハッハー!!
すみません、間違えました。
海の幸が好きです。
そんな私の心を常ならない状態にまで惹きつける「海」。
そこへ私はやってきました。
「あらい浜風公園」
今回はこの場所について、ご紹介していきたいと思います。
長い長い道
あらい浜風公園は、加古川市の国道250号線(通称「浜国」)を西に進み、43号線に入って南西に向かったところにあります。
入口をくぐると、海へ続く長い道が…。
…。
え、長っ!!!
海まで、かなりの距離があります。
そのため海岸線近くまで車で行けるよう、車道が奥まで走っています。
なぜこんなに長いんでしょうか。
これには少し深いわけがあります。
この辺りは昔から「白砂青松」と呼ばれる風光明媚な場所で、近隣の方々に親しまれていたようです。
しかし高度成長期、工場地帯の中枢を担っていた臨海部は開発が進み、海岸線をどんどん埋め立てたそうです。
そのため、海辺が遠くなり、海岸線が失われてしまったという悲しい歴史があります。
遠くなる海辺
ですが、その方向性に反感を持った地元市民の働きにより、海に親しみを持てるような海辺環境の整備が、県をあげて行われるようになりました。
その結果出来上がったのが、この
「あらい浜風公園」
です。
この長い長い道は、たとえ遠くとも、海辺を向かう気持ちを忘れずに、一歩一歩海岸線に進んで行った地元市民の軌跡なのです。
長い道の先
眼前に広がる海
周辺環境
あらい浜風公園の魅力は、ひらけた景色や、青と白を分け隔てる水平線など、海に関わることばかりではありません。
付近にはビオトープのようなものがあり、自然を楽しむことができます。
これは…カワニナ?
何かいろんな植物(適当)が生えている
また、面白い仕組みの池も見つけました。
何でも潮の満ち引きと連動して、池の水位が変わる池なんだそうです。
地下で海と繋がっている?
この他にも、広い芝生では小さい子とご両親が遊んでいる微笑ましい様子が見られたり、愛を深め合うカップルが見られたりします。
訪れる様々な人たちの憩いの場として、愛されている公園であることが感じて取れました。
是非皆さんも一度遊びに行ってみて下さい。
そしてその際は少し遠いですが、是非ご自身の足で、海の景色が見える場所まで歩いてみて下さい。
黄昏時の公園
おわり