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日々の雑感

こんにちは。
ロペスです。

 

この間は梅が見頃だということで、春の足音を聞きに北野天満宮まで行ってきました。

 

北野天満宮はご存知の通り、学問の神様である菅原道真が祀られています。
それは知っていたのですが、梅の名所だとは知りませんでした。
菅原道真が梅を好いていたそうで、そのためらしいです。

 

菅原道真の梅への思いれようは大変なものだったようで、『飛梅伝説』なんていうのもあるそうです。
『飛梅伝説』というのは、簡単に説明すると、道真が京を離れる際に梅との別れを
「東風(こち)吹かば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」
と歌うと、梅が左遷先の太宰府に飛んでいったという話です。

 

また長岡京に居たときは、三十六歌仙の一人である在原業平と一緒に梅を楽しみ、その際にも歌を残していたそうです。

 

相当梅が好きだったんですね。
浅学なもので全然知りませんでした。

 

 

北野天満宮の梅園の梅はどれも素敵で、紅白並んで咲いている様子などは本当に微笑ましく思いました。
以下写真。

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ご覧の通り、小ぶりな梅は桜のように華やかに咲き誇るわけではありません。
しかし、ふっくらした花の質感からは可愛さが感じられ、ほほを寄せたくなるようでした。

 

花と言えば、種類によって最後を迎えたときの表現が違うといいいます。

 

桜は「散る」
梅は「こぼれる」
椿は「落ちる」
牡丹は「崩れる」
朝顔は「しぼむ」
菊は「舞う」

 

などなど。
日本語の表現の豊かさには本当にため息が出ます。

 

また、花は美しさを表現する際の比喩にも使われていて、美しい女性を表現するとき
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
という表現もあったりします。

 

日本語と花の結びつきの強さを感じますね。

 

ただ、これだけの言語文化が豊かな国にいながら、もったいないことにほとんどその言葉に出てくる花を見たことがなかったり、花と名前が一致しなかったりします。

今回北野天満宮で梅を見たことで、「梅」という言葉を聞いた際にイメージする絵が更新されました。
これは自分にとって大きな体験でした。
名前は知っているけど、イメージはあまりわかないな・・・とか、そのイメージが古い言葉がまだまだあるので、実際に姿を見たり、匂いをかいだりして、言語世界を豊かにしていきたいなと思います。

 

おわり