ロペペディア

日々の雑感

水銀

お久しぶりです、ロペスです。

 


絶賛風邪引きです。
熱はわかりません。
というのも、つい最近までうちにはデジタル体温計がなく、水銀の体温計しかありませんでした。
水銀ですよ。
その昔不老不死の妙薬と謳われた水銀です。
過去に不老不死に取り憑かれた大帝国の皇帝を殺してなお、現代の医療製品に用いられているという恐ろしさ。
家でも「あんた、その体温計壊して水銀漏れ出て肌に触れたり傷口に触れたりしたら大変やから、丁寧に扱いや!!」という脅しをうけながら使用していました。
マジで水銀使ってる意味がわからない。
何なの水銀。
お前なんでそこにいるの。
そんな水銀計がついに壊れましてですね。
うちには体温計が無くなった次第です。

 

 

さて、ここ最近ブログの話題がなく、中々更新できていませんでした。
日々がただ過ぎていき、特に面白い話題もない。
毎日がエブリデイって感じ。

しかし、ここにきて中々香ばしいネタを見つけたので書こうと思います。
話題は自己分析について。

 

 

時を遡ること4年前。
当時私は就活生。
色んな御社に祈られすぎて「俺、もう神なんじゃね?」と危ない域に足を踏み入れていた時期。
「自分とは何か」という壮大な問を持つことになりました。
下手すれば「我は神である」とか普通に言ってしまいそうなくらいおかしくなっていた頃、周りの学生は世界を回って自分を探してきたらしく、訳知り顔で


「インドだよ、答えはそこにある」
とか


カンボジアだな。行けばわかる」


みたいなことを行ってました。
私は


「え、本当の自分ってそのあたりにいてるの?誰かついでに一緒に連れて帰ってきてよ」


という姿勢で全く旅には出ませんでした。

その代わりひたすら自己と対話し続ける道を選びました。
自己対話というと哲学チックで何とも言えないいい響きに聞こえますが、実際はひどいもので鏡にうつる自分を見て「お前は誰だ」って問いかけたり、不安を抑えきれず叫んで「あ、俺の声がしてる。俺はここに在る」と安心してニヤニヤしてたり、どう考えても自己対話と言うより事故対話でした。

 

当然そんな方法で自分なんて見つかるわけもなく、今も見つかっていないです。
そもそも自分を知るなんて完全にはできるわけがない。
そこから自分を完全に捉えている必要はないし、簡単な自分の説明書みたいなものを作ればいいんだと思ってからはだいぶ楽になりました。
仕事において、自分はこういうときはこうなる、ああいうときはああなる、そんな感じで場合分け反応をまとめればそれっぽくなるかなと。
あとはそれを○○のような人間ですってまとめられるようなキーワードを持っていればいいかな。 

 

ということで当時の教え子諸君、就活あまり肩に力を入れすぎずに頑張ってください。

 

おわり