ロペペディア

日々の雑感

ユニオンジャック

こんばんは。

ロペスです。

 

今日は久しぶりに大学時代の団体の友人と飲んできました。

今回はその話。

 

大学時代、まさに学生団体の全盛期。

自分は一つの団体を立ち上げました。

 

ユニオンジャック

https://unionjack2012.jimdo.com/

 

団体のミッションは

「自分以外の他者と関わる活動を通して、様々な価値観に触れ、自分の軸となる「哲学」を形成する」

こと。

 

当時学生団体界隈では「世界一周学生」が流行り、もてはやされていました。

 

「世界を見て価値観が変わった」

「自分の幅が広がった」

「本当に自分のしたいことが見つかった」

 

そんな風に語る大学生達に、自分は違和感を覚えました。

 

「世界に出ないと価値観は変わらないのか」

「本当の『自分』は世界のどこかにいるのか」

「やりたいことは自分と向き合うことで生まれてくるのではないのか」

 

そのように考えた自分は、当時の潮流である「外に開く」スタイルと真逆を行く「内に向かう」学生団体を立ち上げました。

それが「ユニオンジャック

 

他者との関わりの中で自分を見つめ、その中にある感じ方や価値観に気づき、それを磨いていく。

そうすることで自分の中に一本の太い軸ができるのではないかと仮説を立て、団体を立ち上げて活動をしていました。

 

自分自身の価値観や哲学を磨くためには、外の世界に開くことも手段の一つとしてあり得るかもしれないが、結局それらを自分の中で煮詰めて熟成させていくプロセスがなければ形成されないのではないか。

 

そのように考えてました。

 

そんなこんなで学生時代活動をしていた訳ですが、実は社会人になってからもちょくちょく活動をしていました。

 

社会に出て、学生時代とはまた違う経験をし、大人になっていくにつれて価値観や哲学が変容していく。

その経験や価値観を語り合ったり共有できたりすれば、学生時代よりもっと楽しめるのではないか。

 

そう思い活動を継続してきました。

人数はそれほど多くはありませんでしたが、集まれば自然と自己開示が行われ、それぞれのモヤモヤを共有し、解決の糸口を探っていったり、その過程で色んな価値観に触れたりしながら、自分たちは哲学を磨き続けてきました。

 

 そんな活動が細く長く続き、今日を迎えられたことは本当に嬉しいことです。

今後も各々が、自分のフィールドで様々なことを体験し、それらを熟成させ、出来上がった哲学を持ち寄って語り合う。

そんな活動ができれば幸せだなと思います。

 

メンバーは結婚や仕事の関係でバラバラになってしまいますが、これからも活動は続けていきたいです。

 

ってことで、どうでもいいことを深く考えたり、それを他者と共有しあったり、自分と違う考え方に興味のある人は、是非一度ユニオンジャックに遊びにきて欲しいなと思います。

 

という宣伝でした。(笑)

 

おわり